東北物理 分析

第2弾、東北物理。

毎年、「①力学」「②電磁気・電気回路」「③波動」の3本立てで、わかりやすい。

……17年度、25年度以外は。

 

14年度

①振り子

②RL・RC回路の過渡

③ニュートンリング

 

15年度

①斜面を転がる剛体

②ファラデーの法則

③薄膜干渉

 

16年度

①剛体棒の片側を上げて落とす

電荷の釣り合い、RC回路の過渡

③水波の干渉

 

17年度

①斜方投射した質点が地面と衝突を繰り返す

②ファラデーの法則、回転する導体円盤の電位、RC回路の過渡

(ミリカンの油滴実験)

 

18年度

①水平投射した質点と無限階段

②直流回路の性質、キルヒホッフ則から漸化式を立て電流を求める(誘導問題)

③気柱振動、波動の式、うなりとドップラー効果

 

19年度

①振り子(ニュートンのゆりかご)

②点電荷に働く力と電界、電池の電圧、無限直線電流と円形コイル

③凸レンズ、臨界角とそのときの入射角、屈折率

 

20年度

①中心力のもとで円運動する質点(角運動量保存則)

②2つの電極平板と光電子

③波動の式、ヤングの干渉実験

 

21年度

①鉛直にばねにつながれた質点の運動、ポテンシャル振動

②RLC回路

③うなり

 

22年度

①モーメントの釣り合い、相対速度

②点電荷による電場、サイクロトロン運動

③回折格子と薄膜の組み合わせ

 

23年度

①束縛力のある質点の運動

②RC回路の過渡

③くさび形空気層の干渉

 

24年度

①ロケット運動

②正方形コイルを磁場のもとで動かす

③球による屈折

 

25年度

①おもりが落下し繋がれた物体が滑る

②回転コイルの起電力、交流回路

(ばねにつながれた気球)

 

力学

よくありそうな問題が多い。今年は最近でてない剛体が来そう(適当)

 

電磁気・電気回路

電磁気は、クーロンの法則、ガウスの法則、ローレンツ力、ファラデーの法則など基本的なことだけわかっていればできる。

過渡問題は結構高い頻度で出題されるが、簡単なものが多いため確実にできるようにしておくべき。交流回路は去年のみ。

 

波動

光波の干渉は、よくある問題がでるから対策しやすい。 プリズムと凹レンズがまだ出題されていない。

音波に関してはドップラー効果とうなりの定番。

 

その他

浮力を使う問題が過去2度出題されている。試験中、目の当たりにしたら一気にふにゃふにゃになりそう。今年は出ないだろ・・・